星の王子さま
久しぶりに映画を観に行きました。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」
星の王子様は僕が好きな本の1つです。
初めて読んだのは小学生か中学生くらいのころだった気がします。
たまに思い出したように読むけど、毎回、ちょっとずつ印象というか読んだ後のあと味が違うのも好きな理由の1つかもしれません。もちろん変わっていってるのは、本ではなく自分。好きな本をときどき読み返すのも悪くないもんです。
この映画にも感動を誘う描写があり、頭でわかっていることなのにハッとさせてくれるセリフ(言葉)がたくさんあります。毎回、わかった気になるけど、読むたびにハッとするのって当たり前のことが
頭では分かるんやけどなぁ。
今年1年は生まれて初めて”仏教”を学問的に勉強してます。
重要語句を覚え、仏教がどうやって伝わってきたのかを知り、いくつかの宗派に分かれる思想の歩みを理解してきました。たしかにこの教えで救われる...というかありがたいなーって思う人もいるんやろうなぁって思うけど、自分ごととして捉えた時にどうも腹落ちしない。
星の王子さまと日本の仏教に共通する”目に見えない”物語。
ええなーって思うけど、自分にはまだ必要だとは思えない。
どっちかっていうと目の前の人参を追いかけたい派です。
まぁでも、1年後くらいにまた読みたいと思います。