宗教のトリセツ
宗教について思うことがあったので書きます。
宗教を大義名分にテロに及んだり
まわりの人を非難する記事をSNS上でときどき見かけます。
そのどれもが教義を盲信して、他の宗教とか考えを悪だと決めつけた結果
起きてしまう悲劇だと思います。
でもこれって宗教の使い方を間違えてると思う。
今日はそんな話です。
宗教は人間が作り出したものだ!って言い切ってしまうと
特定の信仰のある人の反感を買ってしまいそうだけど、
宗教って「自分の人生をより豊かにしてくれるもの」だと思っています。
自分の持つ価値観(ものさし)とは別の価値観を提示してくれることで
自分が直面する苦悩や困難に対して、今までとは異なる視点で見られます。
だから、救われたような気分になったり、前向きになれたりするんでしょう。
けれども、それを盲目的な人が使えば偏った解釈の結果、
非難されるべき結果を引き起こすことにつながってしまいます。
宗教を必要とするかどうかは、自分で決めたらいいしそうすべきものなんだけど、
それなら、宗教の危険性とかも把握しておくべきだし、
宗教をどう取り扱うべきなのか、
まさに宗教のトリセツを最低限学んでおくべきだと思う。
仏教にしろ、キリスト教にしろ、イスラム教にしろ、
世界中を見渡すと他者を非難し、危害を加えている人がいるのが事実です。
宗教は、自分と信仰対象の間の関係だから、
他者や社会に押し付け、強制しようとするから問題が起こってるんだと思います。
家族、学校、地域コミュニティー、メディア。
誰が担ってもいいんだけど、
グローバルやダイバーシティーがどんどん認めれていくこの世の中で、
このへんを考えてみる価値はすごくあると思う。