未来の坊主のたわごと

1992年生。お坊さん見習いやってます。

田舎に住み始めて1週間で僕が感じたこと。

長く住んだ京都を離れ、久しぶりに実家で暮らし始めて1週間がたちました。

昼夜問わず、同世代の人を町で見かけることはほぼないし、近所のおばちゃんに会うと30分は捕まります。近所じゃなくても捕まります。
「こんにちはー」「はいこんにちは、あんたどこの子え!?」「〜の長男です」「へぇあんたっさっvpuiw32i@u109jfewbf;wov:........」

もちろん夜になると、視界に入ってくる明かりは月明かりだけ。

でも、まぁいいです。

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もちろん不便さは感じます。

山の上に住む友達(割とホントに)は車で来るからお酒は飲まずに帰ります。昨日も居酒屋で「貝の酒蒸しって飲酒運転になりますか」って聞いてました。笑これは店員さんも笑顔にする魔法のコミュニケーションとして僕の心のノートに刻まれました。

でも本気を出せばskypeで顔見ながら飲んだり、しらふの限界探しを楽しんだりと、不便ながらにやれることはあるでしょう。

地元の人たちと関わってみて不便さがそのまま不幸につながってるわけではないことを少しだけ、実感しました。

でも、都市部のサービスの質や選択肢の多さ、多様さ(飲食、エンタメ、教育etc)を知り、それと比較し、そこに劣等感を感じてしまうようでは、あまり幸せとは言えません。

選択肢の多さ、サービスの多様性以外のものさしを自分でしっかり持ち、あるいは都市部とのギャップから生じるフラストレーションを原動力に自分を昇華させられるなら、それはかっこいい生き方かもしれません。

友達と話してても、あるいは自分の心の中にもこの嫉妬のような気持ちが見え隠れしてる気がします。

ま、かっこよく生きようぜって言いながら、今日は烏龍茶で乾杯しました。